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2025年式 ヤマハ MT-07 インプレッションと歴代モデル比較

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2025年式 ヤマハ MT-07 インプレッションと歴代モデル比較

先日、山梨への日帰りツーリングを敢行し、その際に今回はMT-07をレンタルしてきましたので、街中と山道のワインディング合わせて1日320kmがっつり走ってきたのでご紹介したいとおもいます!!

🔽山梨ツーリングの記事はこちら🔽

モデル改良の背景と特徴

2025年モデルのMT-07は、従来モデルの魅力を残しつつ、構成部品や電子制御、スタイリング面で大幅に刷新されています。
エンジンは従来のCP2パラレルツインを継続しつつ、吸気系・燃料マップ・スロットル制御が改良されており、フレームや足回りは倒立フォーク、ラジアルキャリパー、スピンフォージドホイールなどに更新。
電子装備も拡充され、走行モード、トラクションコントロール、アシスト&スリッパークラッチが追加されています。

1. エンジンと走行性能

エンジン特性:689ccの水冷並列2気筒エンジン(CP2)は、低回転から中回転域でのトルク感が豊かで、街乗りからワインディングまで幅広いシーンで扱いやすさを発揮します。

吸気音の強化:新たに採用された吸気音増幅システムにより、アクセルを開けた際のエンジンサウンドがライダーに直接伝わり、より一体感のある走行が楽しめます。

電子制御システム:YCC-T(電子制御スロットル)と走行モード(Sport/Street/Custom)を搭載し、トラクションコントロールやアシスト&スリッパークラッチも標準装備されています。

2. 車体とハンドリング

足回りの刷新:新型41mm倒立フォークとラジアルマウントの前ブレーキキャリパー、スピンフォージドホイールの採用により、フロントの安定性とグリップ感が向上しました。

ハンドリング:軽量化された車体と新しいシャシー設計により、コーナリング時の安定性とレスポンスが向上し、よりスポーティな走行が可能となっています。

ポジションの最適化:タンク形状やフットペグ、ハンドル位置の見直しにより、足つき性や取り回し性が改善され、街乗りでの快適性が向上しています。

3. スタイリングと装備

デザインの進化:アグレッシブなフロントフェイスとシャープなテールデザインが特徴で、次世代MTシリーズのスタイリングを体現しています。

TFTディスプレイ:新たに5インチのフルカラーTFTディスプレイが採用され、スマートフォンとの接続やナビゲーション機能が利用可能となり、利便性が向上しています。

オプションのY-AMT:MT-07 Y-AMT(オートマチック)モデルもラインナップされており、クルーズコントロール機能を備えた新しいライディング体験を提供しています。

4. 実用性と日常使用

街乗りでの快適性:軽量な車体と最適化されたポジションにより、信号待ちや渋滞時でもストレスなく取り回しが可能です。

ツーリング性能:軽快な走行性能と高い安定性により、長距離ツーリングでも快適に走行できます。

維持費とランニングコスト:燃費性能やメンテナンス性の向上により、日常的な使用でも経済的な負担が軽減されています。

5. 総評

2025年式ヤマハMT-07は、従来の魅力を保持しつつ、現代のライダーのニーズに応えるための進化を遂げています。エンジン性能、車体設計、電子装備、デザインなど、すべての要素がバランスよく統合されており、幅広いライディングシーンでの活躍が期待できます。

先日レンタルして丸一日走行していましたが、HYOD東京周辺のようなゴリゴリの都内走行も、奥多摩・甲府周りのワインディングもかなり乗りやすかった印象を受けました。

1日で320kmほど走破しましたが、帰宅後も大して疲れはなかったので、日常遣いの足に。休日のツーリングに。とかなりオールマイティに使える印象でした。

ライディングモードをStreetからSportsに切り替えれば、また別のバイクのようなレスポンスに変わるので、乗り味も味変しながら楽しめる、初心者からベテランまでフレンドリーなバイクでした。

初代より10kg近く車重は上がっていますが、駐車場での取り回しも全く問題ないレベルでした。

じゃり道で一度取り回したのですが、ちゃんとした靴を履いていれば難なく移動できるくらいの車重に収まっているのかなという印象です。

・・・バイク用のブーツって大事だなぁと思いました。笑

歴代MT-07のスペック比較

年式エンジン型式総排気量最高出力最大トルク車両重量特徴
2014EBL-RM07J689cc73PS68N・m179kg新設計エンジンと軽量車体
20228BL-RM33J689cc73PS67N・m184kg電子制御の強化
20258BL-RM50J689cc73PS67N・m187kg倒立フォーク、Y-AMT搭載

※上記のスペックは参考値であり、実際の仕様はモデルや市場によって異なる場合があります。

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