炎天下の中、YZF-R25に試乗してきました。
※ 暑かったです…
YZFシリーズや、MTシリーズのちょっとした豆知識も、
バイク屋さんから仕入れてきましたので、最後の方で紹介します。
2018年モデルの試乗記事はこちらになります。
スペックから試乗インプレッションを書いています。
バイク選びの参考にしていただければと思います。
YZF-R25 基本情報
1.スペック
全長 × 全幅 × 全高 (mm) | 2,090 × 740 × 1,140 |
---|---|
シート高 (mm) | 780 |
装備重量 (kg) | 170 |
排気量 (cc) | 249 |
燃費 (km/L) | 27.2 (WMTCモード) |
変速機形式 | 常時噛合式6速リターン |
エンジン | 水冷DOHC直列二気筒 |
最高出力 | 26kW (35PS) / 12,000 rpm |
最大トルク | 23N・m (2.3kgf・m) / 10,000 rpm |
2.カラーバリエーション
インプレッション
1.外装
【 評価:★★★★☆ 】
基本的な外装は2020年モデルと同様になります。
2018年モデルと比較すると、外装のデザインが大きく変わっていたり、
正立フォークが倒立フォークになっていたりと、見た目だけ言っても
全くの別のバイクになっています。
2021年モデルでは、カラーパターンが大幅に変更されています。
今年度のモデルはシアン、ブルー、ブラックの3種類から選択ができるようになっています。
シアンは結構派手な色合いで、ボディがシアン、ホイールがレッドとなっていて、
好き嫌いが分かれるとは思いますが、私はとても好きなカラーです。
2.足つき
【 評価:★★★★★ 】
シート高は780mmです。
私の身長が172cm、体重が65kg、股下が大体80くらいです。
足つきはとてもよいです。
私の体型くらいだと、両足のかかとまでべたべたにつきます。
足回りもそれなりにソフトなので、結構沈み込みもあって
もう少し身長が低くても両足ちゃんとつくと思います。
3.乗り味
【 評価:★★★★☆ 】
先代型のモデルも試乗しているので、そこと比較すると、
ハンドル位置が少し低くなっていて、以前よりは少し体勢が前傾寄り。
2018年モデルと比較すると、よりスポーティに近付いたモデルになりました。
ですが、特に前傾になったとは言えそこまでキツい前傾では無いため、
自然に乗れる状態であるとは思います。
R25のエンジンは高回転型、R3はパワー型と言った味付けで、
R25は初速よりも回転数を上げたときに、最高出力が出るような設計のエンジンです。
正直、回して走るスタイルが好きな人にはとてもオススメのバイクです。
高回転まで回してもそこは250cc。
めちゃくちゃスピードが出ているというわけではないので、
高回転まで回ったエンジンのサウンドを楽しみつつ、
安全な速度で走ることができます。
高音域のエンジン音はさすがはヤマハ。
めっちゃきれいないい音が出ています。
私は割とヤマハ党なのですが、その贔屓目を覗いても
エンジン音の完成度というのは頭一つ抜けていると思います。
また、倒立フォークによるメリットは特に試乗では感じることはできませんでしたが、
もう少し高速域になってくると、よりメリットを感じられる様になると思います。
4.総評
【 評価:★★★★☆ 】
色々なバイクと比較すると、いいバイクなんですが、
どこかに大きく振れているバイクというわけではないかなぁという感じですかね。
もう一つ何かほしいなぁと思いますが、十分な楽しさが詰まっている
バイクだと思います。
完璧なバイクというものは無いので、
このくらいがちょうどいいかもしれないですね。
各社色々、R25やR3のカスタマイズパーツが出ていますので、
自分好みにいじったら、めちゃくちゃ楽しいバイクだと思います!!
少し物足りない部分を自分なりに見つけて、
自分だけのR25を仕上げてみてください。
↓公式の製品ページはこちらになります↓
中型のYZFとMTについて
既にご存じの方はいらっしゃると思いますが、
YZFシリーズとMTシリーズの250ccと320ccのエンジンは
全く同じものになっています。
これはYSPディーラーの方から聞いた話になるので、
信用のおける話だと思います。
なので、YZF-R25を購入するかMT-25を購入するかで悩んでいる方は、
完全に乗車姿勢や見た目で選んでしまって大丈夫です。
エンジンのチューニングなどは行っていないということですので、
完全にお好みのバイクを選択しちゃってください。