数々の名車が存在している中、排ガス規制で消えていくバイク達…。
バイクメーカーは大変そうですねぇ。
勝手な消費者の意見としては、人気車種は1台でも多く生き残ってほしいなぁなんて思っちゃいますね!!
シリーズ年表
1996/02 - ドラッグスター400 (DS4) 誕生
1998/02 - ドラッグスタークラシック 400 (DSC4) 誕生
1999/03 - ドラッグスター1100 (DS11) 誕生
2000/03 - DS4、DSC4 マイナーチェンジ
2000/06 - ドラッグスター250 (DS250) 誕生
2000/10 - ドラッグスタークラシック1100 (DSC11) 誕生
2008 - DS11 生産終了
2010/05 - DS250 マイナーチェンジ
2017/09 - DS4、DSC4、DS250 生産終了
ということで、でかいやつは排ガス規制で2008年に生産終了。
中免クラスについては排ガス規制で2017年に生産終了です。
この時ヤマハすごかったですよね…。
ドラスタもそうなんですけど、SRもセローも生産終了って告知されてましたし…。
※もっともSR400については不死鳥のごとく翌年2018年にはマイナーチェンジで復活しましたが…。
なんとなく、SR400が本当になくなってしまったら時代の終わりを感じてしまいますね。
全9種の生産終了が発表された2017年となりました。
ドラッグスター400
DS4
初登場は1996年2月、「ドラッグスター400(以降、DS4)」になります。
DS4て言うバイクは1983年に登場した、「XV400 ビラーゴ」の後続車種に当たります。
いっちゃん最初のドラッグスターが発売となった1996年っていうのは結構シビアな時代でして。大型自動二輪免許を取得するのには現代でいう一発試験に合格しなくてはいけませんでした。
そうした背景もあって、多分最初に設計されたモデルがDS4であったのではないかなぁと推察しています。敷居が高かったんですね、昔は…。
※今のように教習所に通って大型二輪免許を取得できるようになったのは、1996年9月以降となります。
エンジンは先代XV400と同一の「空冷V型2気筒SOHC2バルブ」になります。
同じとはいえ、シリンダーブロックとかは少し手を加えている気がします。
ビラーゴについては新車の音聞いたことないんですが、ドラスタとはあまりにも毛色が違う気がするので、ドラスタのコンセプトに合わせて作り変えているとは思います!!
また、フレームを再設計したことにで、よりローロングなボディとなって市場に排出されます。クルーザーと言えばハーレーのイメージが強いですから、そこにより近づけた形になりますね!
ここから派生して20年の間、色々な「DSシリーズ」が誕生していくことになります。
DSC4
ドラッグスターの最初の派生形「ドラッグスタークラシック400 (DSC4) 」です。
このバイクを一言で説明するなら、よりアメリカンなイメージに作られているってところでしょうかね?
どこら辺が違うというと、フットペグ、フロントに16インチの幅広タイヤ、前後にはディープフェンダー、DS4より大型なライトそれにシートのデザインなんかも違いますね。
個人的にはDS4はライトにクルーザーバイクを乗っていきたい、とか自分でよりアメリカンな形に仕上げていきたいといった人向けな感じですね。
DSC4については、自分で仕上げるつもりはないけど最初からアメリカンなスタイルのバイクに乗りたいぜ!!!って人に向いているかもしれませんね。
DSC4についてはほとんどいじるところないと思います笑
それくらい、スタイルとしてはDSC4については完成されているかなぁと感じるくらいダイナミックな仕上がりになっています。
ドラッグスター1100
DS11
ヤマハの新・400クラスクルーザバイクが出そろったその翌年、満を持してきます。
「ドラッグスター1100」の誕生です。
当時のヤマハのフラッグシップ・モデルとなる一台です。
搭載エンジンは「XV1100 ビラーゴ」の空冷V型2気筒SOHC2バルブエンジンになります。
バイクに使用されているパーツ一つ一つをバラシて見ていくと面白いんです。
※以前とあるバイク屋さんで教えてもらいました。
XJR1300とか、YZF-R1とか。当時のヤマハを支えていたロードスポーツモデルのバイクに採用されている、メッキシリンダーをDS11でも採用しています。
他にもピストンやコンロッドなんかもR1に使用されているものと同様の部品を使っていたりと、アメリカンに寄せつつ、ヤマハのカラーを出していく感じ。
さすが笑
ちなみに、まぁ1100ccの大型クルーザーなので当たり前ですが…
実物はめちゃくちゃデカいです!!笑
400がちょっと小さく見えてしまうくらい、ボディもそうですが、
エンジンとかバカでかいですよ笑
DSC11
基本的な変更点はDSC4と同じです。
ただ、DS11から派生してクラシックのスタイリングになると、THE・アメリカン!
って感じになりますね。
完成形って感じだと思います。
ちなみに、エンジン回りや少しのマイナーチェンジを最後に2008年生産分で終了となりました。スタイリング的なところはほぼ変わらないので、最終型に近いほうが恐らくメンテ少なくて済むと思います。
ドラッグスター250
DS250
これはあえて日曜日に投稿します。
あえて!!
振り返り…。
こう見るとドラスタって20年も販売が継続されていたんですね。
街でも結構見かけますものね。
やっぱり、王道アメリカンなスタイルでありつつも日本の道路事情に合わせて作ってあるので中型・大型問わず人気だったのかなぁと思います。
20年って…。
自分が小学校入るくらいに新登場したって感じなんですね。
すごい。
それも2017年に生産終了となったわけですか。
排ガス規制なのは仕方ないですけどね。
こうやって名車が一台一台メーカーのカタログから消えていくのは本当に悲しい。
ちなみに、今まで一番衝撃受けたかつ悲しかったのは
Zephyrが生産終了となったときですね…。
当時、高校生だった自分的に一番悲しかったです。
将来絶対買う!!と思っていたんですがね、生産終了になってしまいましたね。
…多分このことがバイク熱を一度下げたのかもしれませんね…。
青森の貧乏高校生にバイクは無用の長物ですからね…苦笑
話がそれました…。汗
ドラスタは新車ではもう手に入りませんが、
まだまだ日本のバイク市場では人気車種です!
カスタムパーツとかも多いですしね!!
自分仕様に仕上げることができる一台。
いいね~!!
自分仕様のバイクってあこがれます。
何か、手放すつもりが一切失せてしまいそうな。
そんなバイクにいつか出会えますように…!!!