「国産400〜600に乗り換えるとどう変わるんだろう?」
そんな疑問を確かめるため、カワサキ ZX-6R に試乗してきました。
街乗り・ワインディングを走り、エンジン・装備・走り・快適性・実用性・競合比較 の6軸でレビューします。
エンジン|600SSらしい余裕と扱いやすさ
- 発進から低中速までのトルクが扱いやすい
- 中回転域での加速が滑らかで気持ちいい
- 高回転まで回すとしっかり“スーパースポーツ感”を体感
600ccらしいパワーは街乗り〜高速までカバー
「速すぎて怖い」ではなく、程よく爽快に回せるバイクです。
価格は 約160万円 ですが、走行性能とのバランスは納得感があります。



装備・快適性|SSとして上質かつ日常的
- LEDヘッドライトとフルデジタルメーターが標準装備
- ABSやトラクションコントロールで安心感
- シートは硬すぎず長距離でも疲れにくい
ZX-6Rはツーリング特化ではないものの、600SSとしては装備・快適性が充実
価格を考えるとコスパ良好です。

走り|軽快さと安定感のバランス
- 低速での取り回しは意外とラク
- 街中でのUターンや駐輪も苦にならない
- 中高速域では車体の安定感が高く、安心してコーナリング可能
ブレーキ初期制動がしっかりしており、扱いやすさとスポーティさを両立していると思います。4気筒なので、下が弱いのかなぁと思っていましたが、下は想像よりはるかに厚めです。
慎重にギアをつながないと、飛び出してしまいそうな。ちょっと危うい加速性能があります。当然、中低速からの高回転域まで回した時の加速力はR7などとは比にならないです。
カワサキの本気のミドルクラスSSだと思います。SSが好きで加速感を味わいたい人は、絶対に買いだと思います。

収納・実用性|必要最低限は確保
- ZX-6RはSSなので大型メットインは無し
- 通勤や街乗りよりツーリング主体の人向け
足つき|170cm+ブーツであれば踵まで付く
筆者は身長172cm、体重は70kg、股下は約80cmほど。

ZX-6Rが向いている人・向かない人
◎ 向いている人
- 600SSで街乗りも峠も楽しみたい
- 高回転まで回す楽しさを味わいたい
- 日常使用もできるバランス型が欲しい
△ 向かない人
- 大量収納やメットイン最優先
- 250cc並みの軽さを求める
- 維持費を極力抑えたい
- 前傾はかなりきつめ。本格的なSSなので前傾が苦手な方
スペック比較(ZX-6R vs CBR600RR vs YZF-R6)
※2024–2025年時点で公開されている国内向け仕様ベース。
| モデル | 価格(国内) | 最高出力 | 車重 | シート高 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ZX-6R | 約1,600,000円 | 約122ps | 約199kg | 830mm | 扱いやすく万能型。街乗り〜高速まで対応 |
| CBR600RR | 約1,580,000円 | 約121ps | 約193kg | 820mm | レース直系の高回転型。鋭い加速とブレーキ |
| YZF-R6(市販終了) | 約1,900,000円 | 約118ps | 約190kg | 850mm | サーキット寄り。軽量でピーキー |
ざっくりキャラ分け
- ZX-6R:万能バランス型
- CBR600RR:レーサー色強め
- YZF-R6:サーキット特化型
良い点・悪い点
● 良い点
- 扱いやすい低中速トルク
- 600SSらしい高回転快感
- 車体バランスが良くコーナリングしやすい
- LED・ABS・デジタルメーター標準装備
- 価格に対して装備・性能のバランス良好
● 惜しい点
- 維持費は250ccより高め
- SSなので長距離ツーリングは疲れることも
- 車重は重いというほどではないが、特筆して軽くはない
ミニまとめ
ZX-6Rの核心まとめ
- 扱いやすい600SSで街乗り〜高速まで対応
- 高回転まで回す楽しさは十分
- LED・ABS・デジタルメーターなど装備充実
- 価格は約160万円程度で妥当
総評|“街・ワインディング兼用の万能SS”という完成度
ZX-6Rは、
「毎日乗れるバランスと、週末のワインディングも楽しめる600SS」
というポジションにいる1台。
- 扱いやすい低中速
- 高回転の爽快感
- LED+デジタルメーターなど装備の充実
- 車体バランスの良さでコーナリングが楽しい
どれも所有感を満たしてくれるポイントで、「国産400〜600にステップアップしたい人」にとってはかなり良い選択肢と言えるかと思います。

