なるべく安全にバイクに乗りたい方へ
夏本番が差し掛かってきて、これから教習を受けて、
何のバイクを買おうか悩んでいる方多いのではないでしょうか。
かくいう私も、ほんの最近までその一人でした。
新車は高いけど、中古車は多くてどのバイクに乗ったらいいかわからない…
と思っている方向けに、ある程度安全に乗れるものを、
選定基準を設けて、5種類選定しました。
今回は250ccクラスのバイクをまとめていますので、
バイク選定の参考にしてみてください。
選定基準
免許取り立ての方は、公道に出るのが初めての方がほとんどだと思います。
そのため、選定基準は以下の通りとしています。
- ABS搭載
- 複雑な操作を必要としない
- 自然なライディングポジション
- 前方や、ミラー等の視認性
- 走行距離10,000km以下
- 2012年以降のバイク
以上の5点になります。
一応、バイクのスタイルやデザイン、どういった乗り方をするか。
という選び方もあると思いますが、別でまとめている方がいますので、
今回私は公道に出ても安心して乗れる。という点に視点を当てました。
その他にも過去に記載した記事で紹介した点をもって、選定しました。
なお、価格については記事執筆時のGoobikeの中古車価格を記載しています。
【126cc~250cc】オススメバイク5選-スーパースポーツ編-
ホンダ CBR250RR
以前こちらのブログでも試乗記を乗せたのですが、
バイクの完成度が高く、一日で200km近く走行しましたが、
ほとんど疲れないで帰宅することができました。
疲れないだけの一台ではなく、高回転型のエンジンと、
回せば回すほどスポーティに響くエンジンサウンドが最高に気持ちいいです。
シートも柔らかすぎず、硬すぎずでハンドルポジションも自然なので、
スポーツバイクにありがちな、前傾姿勢過ぎて首が疲れる!!
みたいな感じもありません。
パワーも十分に足りていると思いますので、高速道路を走行するのも
250ccではありますが、苦では無いと思いますよ!!
中古車価格は60万円~80万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/24 現在
新車価格がめっちゃ高いので、少し型が落ちたモデルを中古で購入するのが
私個人的にはおすすめかなぁと思います。
↓ 試乗インプレッションはこちら ↓
ヤマハ YZF-R25/R3
水冷並列二気筒エンジンを搭載しており、視認性の高いデジタルメーター。
馬力は35PSで、車体重量は170kg程度と初めてバイクに乗る人でも扱いやすい、
バランスの取れたバイクです。
バイクを購入しようと考えている人なら、
一度は目にしたことがある車両だと思います。
2018年モデルと、現行モデルではガラッとモデルチェンジしていますので、
悩んでいる方も多い一台でもあると思います。
装備や性能は大幅に変更されていて、デザインも大幅な変更がありますが、
通常走行している分には全く気にしなくていいレベルだと、
私個人は思いますので、デザインで決めちゃってもいいのかなぁと思います。
ちなみに、ネイキッドモデルのMT-25はYZF-R25と。
同じくMT-03はYZF-R3とエンジンは全く同じものになりますので、
両者同排気量で悩んでいる方は、デザインやハンドルポジションなんかで
選ぶといいと思います。
スポーツバイクではありますが、とても乗車は楽ちんなので、
初めての一台目のバイク!にはおすすめの一台となっています。
中古車価格は47万円~74万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/24 現在
年式やモデル、限定モデルなどで結構値段の幅は広いですが、
その分人気車両なので、気に入った車両を狙いやすい側面もあるかと思います。
↓ 試乗インプレッションはこちら ↓
スズキ GIXXER SF 250
世にも珍しい油冷単気筒エンジンを搭載しているバイクになります。
馬力は26PSで、車体重量は158kg程度となっています。
軽量で扱いやすいパワーバランスのバイクになっていますので、
バイクの取り回しに自身のない方でも、十分に扱えるバイクだと思います。
また、メーターはそこそこ大きい画面で見やすい上に、
ポジションも楽な体勢で乗れるようになっています。
中古車価格は40万円~50万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/24 現在
新車価格でも48万円とお買い求めやすい一台なので、
少し予算に余裕がある方は、新車で買ってしまってもいいと思います。
カワサキ Ninja250
カワサキの伝説的人気車種、Ninja250。
フレーム等、車体はNinja400と共通のものとなっています。
400ccのバイクと共通のフレームなので、
若干重量は他のバイクと比べると重く感じます。
ですが、400ccのバイクのフレームに250ccのエンジンを積んでいるため、
安定性には優れており、重いと言っても166kgなので、
ストレスに感じるような重さでは無いと思います。
400ccについては以前試乗しましたが、
セパハンで若干前傾姿勢になるようなちゃんとスポーティな作りには
なっていますが、前傾姿勢が辛い…と感じるほどではありません。
全体的に言えば、乗りやすい部類に入ってくると思います。
中古車価格は47万円~78万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/24 現在
↓ Ninja400の試乗インプレッションはこちら ↓
ちなみに、Ninja250と似た名前で以下の様なバイクがありますが、
- Ninja250SL
⇨ 単気筒モデル。軽量で細身なボディが特徴的です。
- Ninja250R
⇨ ツアラーモデル。バーハンドルで他のNinjaと比べると圧倒的な重量が特徴的です。
今回紹介したNinja250とは全く違う思想で作られているバイクなので
購入する時は、車両の名前や車両の装備を見て決めてください。
※ その他が悪いというわけではないです。
自分の欲しい車両とは違う可能性もありますよ。ということです。
KTM RC250
最後はKTMのRC250です。
尖ったバイクをお探しの方には、こちらを是非ともオススメしたいです。
KTMのRCシリーズは最近の型は、RC125,RC250,RC390と三種類ありますが、
フレームなどの構造はすべて同一のモノになっています。
ベースがRC390のエンジンで、その他の二台はRC390のエンジンの出力を
抑えたエンジンを搭載しているだけの違いになります。
以前RC390に試乗しましたが、圧倒的な尖り方をしていました。笑
国産のスポーツバイクにはない前傾姿勢。
取り回しのしやすさとはかけ離れた低速トルク。
ちゃんと高回転まで回るエンジン。
高回転域まで持っていった時の圧倒的なパワー。
このクラスでは、国産ではまずお目にかかることのできない、
海外のバイクだからこその尖り方をしていました。
正直、好きなので今回はオススメの一台に入れさせていただきました。
RC250も恐らく似たようなものではあると思いますが、
出力が落とされているので、そこはある程度
コントロールしやすい様になっていると思います。
中古車価格は46万円~60万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/24 現在
国内販売分は既に生産終了しており、台数も少なくなっているため、
検討中の方は、早めに商談に行ってみたほうがいいかもしれないです。
↓ RC390の試乗インプレッションはこちら ↓
沢山探して公開のないバイク選びを
Goobikeを眺めて、気に入ったいい一台を見つけてください。
店舗でしか公開していない車両が大型店の場合はありますので、
実際に見に行ってみるのもいいかもしれませんね。
また大型店の場合、店舗によりますが自分の欲しいバイクをお店の人に伝えると
全国の系列店から希望に沿ったバイクを探してくれますので、
そういったサービスを利用するのもいいかもしれませんね。
今回はスポーツバイク5種をご紹介しました。