なるべく安全にバイクに乗りたい方へ
夏本番が差し掛かってきて、これから教習を受けて、何のバイクを買おうか悩んでいる方多いのではないでしょうか。
かくいう私も、ほんの最近までその一人でした。
新車は高いけど、中古車は多くてどのバイクに乗ったらいいかわからない…
と思っている方向けに、ある程度安全に乗れるものを、選定基準を設けて、5種類選定しました。
今回は400ccクラスのバイクをまとめていますので、バイク選定の参考にしてみてください。
選定基準
免許取り立ての方は、公道に出るのが初めての方がほとんどだと思います。
そのため、選定基準は以下の通りとしています。
- ABS搭載
- 複雑な操作を必要としない
- 自然なライディングポジション
- 前方や、ミラー等の視認性
- 走行距離10,000km以下
- 2012年以降のバイク
以上の5点になります。
一応、バイクのスタイルやデザイン、どういった乗り方をするか。
という選び方もあると思いますが、別でまとめている方がいますので、今回私は公道に出ても安心して乗れる。という点に視点を当てました。
その他にも過去に記載した記事で紹介した点をもって、選定しました。
なお、価格については記事執筆時のGoobikeの中古車価格を記載しています。
【251cc~400cc】初心者にオススメなバイク5選-中古車編-
スズキ グラディウス 400

グラディウス400は、ネイキッドでは珍しいVツインエンジンを搭載しています。
タンク周りにはトラスフレーム(トレリスフレーム)が採用されており、最近のネイキッドスタイルのバイクではここも珍しいデザインとなっています。
タンデムシート部分には大きめのグラブバーが装備されており、同乗者の乗りやすさもサポートされています。
周囲のツーリング仲間とは一線を画したバイクに乗りたい方にとてもお勧めです。
中古車価格は34万円~70万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/13 現在
KTM 390 DUKE

オーストリアのKTMから販売されている390 Duke。
国産にはないかなり振り切って尖ったデザインは他のライダーが、パッと見ただけで、「Dukeだ」 とわかるようになっているデザインです。
Dukeは390ccという低排気量とは思えないほどの走行性能と、軽快さが面白さを引き立ててくれているバイクになります。
近くの人間とは絶対にかぶりたくない。や、
扱いやすい、乗りやすいだけではなく、走ることの喜びや楽しさを知りたい人には最適のバイクといえると思います。
以前、こちらのバイクは試乗していますので、詳細のレポートは以下から確認してみてください。
ちなみに、標準のシートとても硬くてお尻痛くなるので、交換を推奨します…笑
中古車価格は40万円~70万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/13 現在
BMW G310R

これまた海外です。
ドイツの有名なカー&バイクメーカー、BMWのG310Rです。今回のこの記事書くためにいろいろなバイクのリサーチをしていて正直かなり驚きました…
2年前にモトラッドに試乗しに行った際は、まだ中古車でも60~70万円ほどしたんですが、大分価格も落ち着いてきましたね。
今でも覚えていますが、このG310Rは単気筒らしい、とても重厚感のあるトルクが魅力的なバイクです。
高級車メーカーの名に恥ずかしくないエンジンサウンド。
純正マフラーでも十分な音圧を感じられる排気音です。
また、バイクとしての完成度は相当高く、当時免許取得してまだ半年ほどの私が運転しても、楽に運転できるほどの操作性の良さや、低速トルクのちょうどいい強さが初心者にも魅力的だと思います。
それでいて、回せばしっかりとスポーティな走行が楽しめる。
そういったバイクとなっているかと思います。
試乗した際のレポートは以下になりますので、参考までにご覧ください。
中古車価格は44万円~70万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/13 現在
ヤマハ MT-03

最近モデルチェンジして大分顔つきが変わった一台ですね。
デザインが変わっただけではなく、フォークが倒立となったり、ハンドル位置が40mmほど高くなったりと、以前のモデルから乗りやすかった搭乗性をさらに向上させるなどの、性能アップをしています。
比較すれば、確かに現行型の性能が向上していますので、劣って見えるかもしれないですが、それはあくまで比較すれば。という話です。
前の型のMT-03も走行する楽しさや、操作性の良さが際立った一台となっていました。
妥協ではなく、一つの選択肢として候補に入ってくる一台だと思います。
詳しい試乗レポートは以下のリンクから確認してみてください。
中古車価格は48万円~65万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/13 現在
カワサキ Z400

水冷並列二気筒エンジンを搭載しており、大きく、視認性の高いデジタルメーターが付属。
馬力は48PSで、車体重量は166kg程度となっており、軽量なボディと、力強さが売りのエンジン。という特徴のバイクになっています。
Ninja400と共通のパーツを多く採用していることもあり、ここで紹介したどのネイキッドバイクとの違いは、そのスポーティで軽快な走りにあると思います。
会社の後輩が乗っており、以前少し試乗したことがありますが、このバイクに関してはほぼスポーツバイクです。
ネイキッドよりのスポーツバイクといった印象でした。
ネイキッドは乗りたいけど、より走りに重きを置いて、バイクを選択するならこの一台だと思います。
中古車価格は55万円~70万円ほど。
※ 執筆時点:2021/07/13 現在
沢山探して公開のないバイク選びを
Goobikeを眺めて、気に入ったいい一台を見つけてください。
店舗でしか公開していない車両が大型店の場合はありますので、実際に見に行ってみるのもいいかもしれませんね。
また大型店の場合、店舗によりますが自分の欲しいバイクをお店の人に伝えると全国の系列店から希望に沿ったバイクを探してくれますので、そういったサービスを利用するのもいいかもしれませんね。
今回は251cc~400ccクラスのネイキッド5種をご紹介しました。
次はフルカウル、ツアラーなどを紹介しようと思います。

