これから教習所に通う人に向けて、 今回は少しだけ実体験ベースの話をします。
教習所では装備を一式レンタルできるところも多く、 「何も買わなくていい」と言われることもあります。
それは事実です。 ただし実際に通ってみると、 最初から用意しておいてよかったと感じる装備が確かにあります。
今回はその中でも、
- 教習中に差が出やすい
- 卒業後もそのまま使える
- 無駄になりにくい
この3点を満たす装備を、 3つだけ紹介します。
結論:この3つがあれば十分
先に結論です。
- ヘルメット
- グローブ
- ライディングシューズ
いずれも、 「無理に高いものを買う必要はない」けれど、 自分のものを使うメリットがはっきりしている装備です。
① ヘルメット|サイズ感と視界は想像以上に大事
教習所のレンタルヘルメットは、 安全基準を満たした“無難なもの”が用意されています。
ただし、
- サイズが合わない
- 内装がへたっている
- 視界が狭く感じる
といったことも少なくありません。
ヘルメットは、 頭の感覚=操作感覚に直結する装備です。
自分の頭に合ったヘルメットを使うだけで、
- 周囲が見やすくなる
- 首・肩が楽になる
- 不安感が減る
と、教習そのものに集中しやすくなります。
最初の一個は、 フルフェイスかジェットで十分です。
ヘルメットの素材に関しての記事はこちら
教習でも使えるおすすめフルフェイスヘルメット
OGK KABUTO SHUMA (約 \25,000)
筆者も現在使用しているフルフェイスヘルメットです。価格は比較的リーズナブルながら、エアベンチレーションが多数搭載されており、すべて開ければ夏場でもかなり涼しく感じられます。一方で、ベンチレーションを閉じれば一般的なフルフェイスと変わらないため、冬場でも問題なく使用できます。実際に筆者も先日買い替えを行い、SHUMAから再びSHUMAへと入れ替えました。
LS2 RAPID2 (約 \18,000)
LS2の定番フルフェイスとして人気の高いモデルです。価格を抑えたエントリークラスながら、必要十分な装備が揃っており、街乗りからツーリングまで幅広く使えます。
最近では待望のJapan Fitモデルが登場し、これまで気になりやすかった頬まわりやフィット感が見直され、日本人の頭形により合いやすくなりました。被った瞬間の違和感が少なく、長時間の使用でも疲れにくい点は大きなメリットです。
コストを抑えつつ、しっかりとしたフルフェイスを選びたい人にとって、選択肢に入れやすい一着と言えるでしょう。
教習でも使えるおすすめジェットヘルメット
OGK KABUTO EXCEED (約 \27,000)
OGK Kabutoの軽量なジェットヘルメットとして定評のあるモデルです。帽体がコンパクトで取り回しが良く、被った瞬間に感じる軽さはEXCEED-2の大きな特徴と言えます。長時間のライディングでも首や肩への負担が少なく、ツーリング用途でも扱いやすい一着です。
また、OGK Kabutoらしく日本人の頭形に合わせたフィット感も良好で、頬まわりの収まりも自然です。インナーの質感や内装の仕上がりも価格帯を考えると十分に満足できるレベルに仕上がっています。
LS2 COPTER (約 \18,000)
LS2の中でも、よりシンプルさと価格を重視したモデルです。装備は必要最低限に抑えられていますが、その分クセが少なく、街乗りや通勤・通学用途でも扱いやすい構成になっています。
重量も比較的軽く、長時間被っていても負担になりにくい点は好印象です。シールド操作や内装も素直な作りで、初めてヘルメットを選ぶ人でも戸惑いにくいモデルと言えるでしょう。
とにかくコストを抑えつつ、ヘルメットの安全性を確保したい人に向いた一着です。
② グローブ|操作ミスを減らす、一番コスパのいい装備
グローブは、 教習中に「違い」が一番分かりやすい装備です。
レンタル品だと、
- サイズが合わない
- 滑る
- レバー操作が曖昧になる
といったことが起きがちです。
自分の手に合ったグローブを使うと、
- クラッチ操作が安定する
- ブレーキの感覚が掴みやすい
- 変な力が入らない
と、 ミスそのものが減ります。
価格帯も比較的手頃なので、 最初に買う装備としてはかなりおすすめです。
教習でも使えるおすすめグローブ
DAYTONA HBG-110 (約 \4,000)
価格が比較的リーズナブルで、初めてのバイク用グローブとして選びやすいモデルです。シンプルなデザインながら、スマホタッチ対応のため、教習中やツーリング先でもグローブを外さず操作できる点は実用的です。
教習用として使い始めても、そのまま街乗りや通勤、ちょっとしたツーリングまで長く使い続けられる汎用性の高さも魅力と言えるでしょう。消耗しやすいアイテムだからこそ、価格と使い勝手のバランスが取れた一双です。
RSタイチ RST451 (約 \8,000)
防水・透湿素材「DRYMASTER」を採用した、オールウェザー対応のライディンググローブです。突然の雨でも手が濡れにくく、天候を気にせず使える点は大きな安心材料になります。
防水グローブにありがちなゴワつきは比較的少なく、操作性も良好です。スマホタッチにも対応しているため、ツーリング中の休憩やナビ操作でも扱いやすく、実用面での不満は感じにくいでしょう。
雨の日も走る人や、教習後も含めて長く使えるグローブを1双用意しておきたい人に向いたモデルです。
FLAGSHIP FG-A606 (約 \7,500)
しっかりとした作りと操作性のバランスが取れた、FLAGSHIPの定番ライディンググローブです。プロテクションを備えつつも過度にゴツくならず、街乗りからツーリングまで幅広く使える点が特徴です。
フィット感も良好で、レバー操作時の違和感が少なく、長時間のライディングでも疲れにくい印象があります。価格帯も極端に高すぎないため、装備を一段階しっかりさせたい人にとって選びやすいモデルと言えるでしょう。
教習を終えてからのメイングローブとして、長く付き合える一双です。
③ ライディングシューズ|教習所で一番差が出る
意外かもしれませんが、 教習所で一番「差」が出るのが足元です。
スニーカーでも教習は受けられますが、
- ソールが柔らかすぎる
- シフト操作が安定しない
- 足が疲れやすい
と感じる人も多いです。
ライディングシューズは、
- ソールがしっかりしている
- シフト操作がしやすい
- くるぶしが保護される
といった点で、 教習との相性がとてもいい装備です。
卒業後もそのまま使えるのも大きなメリットです。
教習でも使えるおすすめライディングシューズ
HYOD HYS003 (約 \33,000)
価格は約3万円とライディングシューズとしては高価な部類に入りますが、筆者自身が5年以上にわたって愛用しているモデルです。作りの良さと耐久性が高く、長く使い続けられる点は実体験として強く感じています。
見た目は完全にハイカットスニーカーで、いかにも「バイク用」といった雰囲気がありません。教習所へバスや電車で通う人にとっても履いて行きやすく、ゴリゴリのライディングブーツに抵抗がある人でも選びやすいデザインです。
教習用としてはもちろん、教習が終わったあともそのまま普段使い・ツーリング用として長く愛用できる一足と言えるでしょう。
DAYTONA HBS-001 (約 \7,000)
価格も見た目も、一般的なスニーカーとほとんど変わらないライディングシューズです。一見すると本当に普通のスニーカーですが、シフトガードやソールの剛性など、必要な部分はきちんとバイク用に作られています。
普段履きの延長で使えるため、教習所へ電車やバスで通う人でも違和感なく履いて行ける点は大きなメリットです。いかにも「バイク用」と主張するデザインに抵抗がある人でも、自然に選びやすいモデルと言えるでしょう。
まずはコストを抑えつつ、安全面も意識してバイク用シューズを選びたい人に向いた一足です。
AVIREX DICRATOR MC (約 \13,000)
AVIREXのライディングシューズ「DICRATOR MC」は、スニーカーライクな見た目とバイク用としての基本性能を両立したモデルです。一見するとカジュアルなシューズですが、シフトガードや適度なソール剛性を備え、バイク走行時の操作性と安心感を確保しています。
教習所への通学や普段履きの延長としても違和感がなく、いかにもバイク用品然としたデザインが苦手な人でも選びやすい一足です。街乗り中心でシンプルな装備を求める人や、まずは気軽にバイク用シューズを使ってみたい人に向いています。
無理して全部揃えなくていい
ここまで読んで、
「結局、全部買わないとダメ?」
と思った人もいるかもしれません。
ですが、 無理して一気に揃える必要はありません。
- まずはヘルメット
- 次にグローブ
- 余裕があればライディングシューズ
この順番でも十分です。
教習所は「慣れる場所」、装備はその手助け
教習所は、 上手く走る場所ではなく、 慣れるための場所です。
装備は、
- 見た目のため
- 上級者っぽく見せるため
ではありません。
不安を減らし、 操作に集中するための道具です。
まとめ|最初は、使い続けられる装備を
教習所入校前に買っておいてよかった装備は、
- ヘルメット
- グローブ
- ライディングシューズ
この3つです。
どれも、
- 教習中に役立ち
- 卒業後も無駄にならず
- 長く使える
装備です。
最初から完璧を目指さなくて大丈夫。
続けられる形で、バイクと付き合う。 それが一番の近道です。

